水なし印刷とは

環境対応型印刷システムの確立をめざしています

エコロジーペーパー推進からFSC認証企業へ

エコロジーペーパー推進からFSC認証企業へ「エコプリ」に取り組み始めた2002年以前から、再生紙・非木材紙・無塩素漂白パルプ紙等の使用を積極的に推進してきましたが、エコロジーペーパーが一般化した現在、弊社では新たにFSC®/COCを取得しました。この制度は、適切な管理により木材生産が行われる森林と、その森林に由来した製品を認証するものです。この認証を行なう国際的機関のひとつ、FSC®(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は世界で最も信頼性が高い制度としてWWFジャパンにより推奨されています。


大豆油インキ

大豆油インキ弊社で使用しているインキはすべて※大豆油インキです。石油系溶剤の一部を大豆油に代替したもので、鉱物油を含まないため大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を削減することができ、植物性で分解しやすいことからリサイクルにも適しています。また、色の鮮明性・用紙適正・後加工適正においても優れています。当初、大豆油インキは従来インキに比べて乾燥性・印刷適正が劣り、コスト高になると評価されていましたが、近年はメーカーの技術向上により乾燥性・印刷適正とも従来インキ以上となり、コストも改善されています。
※特色指定を除く

弊社水準はGOLDプラス

E3PA(環境保護印刷推進協議会)の推奨する環境保護印刷マーク(クリオネマーク)は、揮発性有機化合物の不使用(non-Voc)や廃液・排水の回収(non-Drain)等を通して環境にやさしい印刷方式を採用している企業が登録できる認証マーク。登録基準はGOLDプラス、GOLD、SILVERの3段階に分けられており、弊社はオフセット輪転印刷、枚葉オフセット印刷が最高レベルのGOLDプラス、刷版においてもGOLDクラスの基準をクリアしています。

周辺地域の環境に配慮した印刷

印刷設備を有する豊岡本社、三田事業部、寄居工場は、周辺地域への影響が特に出やすい臭気や排水を最小限に抑える環境型印刷を実践しています。臭気に関しては工場内における臭気指数の定期検査を行い、排水に関してもIPA(有機溶剤)の不使用及び現像液の全量回収、その他の排水も浄化槽を通し基準をクリアしてからの処分を徹底しています。
 

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